著作権者が不明なときの処理
ゲーム中にモナーが登場するという誰よりも早く合格したい!ファイナンシャルプランナー(FP)の資格がらみの話しで面白いものが。
墨香オンラインについての二人の弁護士の見方: Matimulog
壇氏の話しからすると供託金が法務局に預けられた場合、著作権の目的である「文化の発展」に利用されることはまず無いということらしい。それならば、何かしら役立てる方法があるならそうすべきだ、という話はそうだよなー。今回、墨香オンラインの運営側が取った方法はどうも、法に準拠しているというわけではないらしいけど、著作権法の目的に合致しているのであれば、そのような方法を取ることも出来るようになって欲しい。
今回のような方法が取れるようになるためには、おそらく、供託金の使途が文化の発展に寄与するかどうかの審査を行う必要があるだろうけど、この手の評価ってなんか難しそうなんだけどどうなんだろ。今回のような方法が認められるのなら、ある程度審査をゆるくしたほうが良さげな。でないと結局、大して利用されないということに。
今回は墨香オンラインの運営側が、2ちゃんが好ましいと判断したわけだけど、当然他の掲示板、あやしいやあめぞう系などを、著作権者が現れなかったときの供託金の使用先として指定できるべきだし、著作権の目的から外れていないなら小倉氏の言うような
「著作権者が現れた場合には相応のライセンス料を支払う用意がある」ということを表明して、自社が相当と思うライセンス料を社内でプールしておく
というのも、もちろんありだと思う。
供託先に関しては、どこでも良いというわけでもなさそう。
#モナー発祥のぁゃιぃわーるど掲示板は消滅と復活を繰り返したり管理人が変わったり、現在ではかなり分散していて供託等の対応に応じられる状態ではありませんから、やは
権利者にいずれ支払う気があるのであれば、「供託先」は「支払不能」に陥る危険が可能な限り少ないところでなければならないことは、明らかだと思うのですけどね。
ただ、壇氏が今回の事例について
ひろゆき氏に供託とは、法的には、原則として著作権者に支払い、相当期間経過後は2ちゃんねるのサーバー維持等に支払うという事務処理を委任した準委任契約に基づく事務処理費用の支払いというのが正しいのではないでしょうか。
と述べているので、お金の適用先でなく別のところに供託金の管理などを任せることができそうな。
ここまで書いて気付いたが、
「補償金の額については,利用する著作物が1つの場合は,おおむね数千円から数万円の間」とのことなので、
とのことなので、モナーだけしか利用しないのであればいちいち「法制度にのっとった方法は文化の発展という目的に対していかがなものか」的な話は無駄なのかもね。著作権者の見つからない多数のキャラクターを使用したい場合などには、意味ありそうだけど。今回は墨香オンライン側がちゃっちゃと法務局に供託金を払っちゃって、2ちゃんへは普通に贈与だかなんだか扱いとすればいいのだろう。
mixi100万人突破
http://arena.nikkeibp.co.jp/news/20050803/113025/?from=RSS
同社によれば100万人のうち70%が最低でも3日に1回以上アクセスしており、このアクセス率はサービス開始当初からの会員も、新たに参加した会員も同程度という。
これってどういうことだろう。単純に加入日からの日数をアクセスした日数で割ったものだろうか。日が浅いユーザの割合が多いとしてもこの値は脅威的である。こういった数字からは実態は分かりづらいなー。
ジャストシステムが日本語入力ソフト「ATOK」の宣伝用コミュニティを開設し、会員向けにトピックを使って新製品の告知などを行なっているほか、携帯電話向けWebブラウザ「jigブラウザ」を開発するjig.jpが、公式コミュニティでユーザーの感想を集めるなど、企業の試みも行なわれている。
こういった使われ方は今後増えるような。ベータテストなどはこのような半クローズドな環境で行ったりするのがいろいろと便利だろうし。
ネット上の集団
ネット上の集団はネットの外よりも擬集性が高くなる傾向があると思うのだが、そこらへんの参考になるデータってないものかね。
相談
「自殺したいんだが」などといった相談を受けても、正直困ってしまう。基本的に人を説得するということはなかなか難しいことであり、ホントにそうしたい人間を止めることは先ず無理だと思う。相手が本心では止めて欲しいと望んでいるならともかく。
相談を受けたあと実際に自殺されるとそれ以降、そのことでずっと悩まされることになる。あんな相談受けるのではなかった、ということになるだろう。